家族ってなぁに?

どうも。核家族ま◯子です。

今日は病院にお泊まりです。

はい、危篤の父まだ生きてます。
点滴やめて、モルヒネ入れて、先生からあと数時間と言われ。

それから5日経ってますね。
もうほとんど反応なし。
骨と皮だけの人間を、間近で初めて見ました。

それでも動き続ける心臓、おつかれさま。

きっと父は即身仏になるんだと思う。

今まで聞いただけでも何度も死にそうになっている。

5歳 片目失明
小学生 柿の木から落ちて重体
中学生 自転車ごと川に落ちて流され
大学生 谷川岳で遭難
30代 脊椎骨折 下半身麻痺
60代 心筋梗塞と脳梗塞 右半身麻痺

なぜにこんな辛い人生を選んで生まれてきたんだろう…

ちょっと前に気づいた事があって。

私、父親を父親として認識出来てない。
というか、父親ってどんなものなのかよくわからないというか…

18歳までは一緒に住んでたし、なに不自由なく育ててもらった。

でも、ちゃんと甘えた記憶がない。
ちゃんとっていうのは、素直に。

父は私が2歳の時に脊椎損傷で下半身麻痺になった。
物心ついた時には、杖をついてやっと歩いてる姿。

でも歩いてるのは奇跡的なんだそうで。
苦しく辛いリハビリを負けずに続けた結果らしい。

なので、体を使って遊んでもらった事も、一緒に寝た事も、抱っこされた記憶もない。

一度小学生の時に全身を預けて持ち上げてもらう「ひこうき」をやってもらった事があった。

ブィーンつって。

父にしてみたら、ものすごくキツイ体に負担がかかる行為なんだろう。
たぶんわかってたけど、やってもらいたかった。

その時母に「お父さん大変だからやめて」と言われたのをすごくよく憶えてる。

気恥ずかしいやら悲しいやら、変な気持ちになった。
それからなんとなく、父を避けてたように思う。

13年前に脳梗塞になり、車椅子生活になった。
やせ細っていく足を見て、ふとマッサージをしたくなったのでさすってたら、また母に

「痺れてるから触られると気持ち悪いから触らないで」と言われた。

そして、先日。
寝てる父の手を握ってたら、また母が

「寝てるんだから触らないで」という。

…わかった。
ずーっとこの男の人は、私のお父さんじゃなくて、お母さんのお父さんだったんだ。
お母さんのものだったんだ…

私が好きに触れちゃいけない人なんだ。
だから、近くにいるのを極端に避けてたんだってわかった。

そして昨日
ついに、母の発言にキレてしまった。

もう母さんやだ!
ずっとお父さんは私のお父さんじゃなくて、お母さんのものだった!
もっと甘えたかったのに、触ると怒る!

って。
病室で子どもみたいに大泣き。
ヒックヒックしちゃって息も出来ないくらい。

何とんでもない事言っちゃってんの?って脳内から自分の声がする。でも止まらない。

その時、ずっと反応なかった父の目がパッチリ!開いた。
私はずっと、意識なくても耳だけは最後まで聞こえると思っていて。

この大騒ぎに何か言わずにいられなかったんだろう。

慌てて母が話しかける。
私にも「ほら、最後だよ!話しかけな!」と

私は「お母さんのいない時にいっぱい話したからもういい」

って、可愛くない。
やっぱり母の前で父に何か言うのに抵抗がある。

その後すぐに、また目を閉じ無反応になった。

いたたまれなくなったので、何も言わずに病室を出た。
いつもそうだ。
ケンカというか、勝手に言いたい事言って出てく。

そして感情ぶつけた後にくる、波のような罪悪感と自己嫌悪。

また傷つけちゃった。私サイテー。

って、今まではこれでずっと自分を責め続けて逃げちゃうんだけど。
今回は違うバージョンをやってみた。

よく言えたじゃん!って受け入れてみた。
勝手だが、私グッジョブ!

そしたら、気が楽になって。

今まで母に否定されて被害者気分になってた事に気付き。
イジケて卑屈になってたリトルま◯子に気付き。

そりゃそうだ。
40年も面倒見てる愛する人だもの。
喋れないから代弁したくなるし、守りたいと思うよなーって。

たまに来たくらいで、面倒みてますヅラされたら気分悪いわなってすんなり思えたので。

病室に帰って、これまた言った事ないこと言ってみた。

「お母さんゴメンね」

これ、みんな当たり前なのかもしれないけど、私言えたことないんです。
恥ずかしくて言えなかった

言えた。私グッジョブ!

母も「こちらこそ。そんなつもりはなかったけど、お母さんは何でも気にしないで言っちゃうとこがあるから…そんな風に思ってたなんて知らなかった」と。

なんか、やっと家族を感じられたような気がする。

で、家族ってなんだかちょっと分かったきもする。

 

一緒にいるとイライラするし。
言われた事にいちいち傷つくし。
期待に応えようとしちゃうし。
期待もしちゃうし。

まだまだ古い思い込み抱え込んでるけど。
いらない荷物、一つ捨てられた分だけ軽くなった。

 

私のスキンシップに対する抵抗と執着は、ここが原点なのかもしれない。
みなさん、スキンシップたーっぷりしましょうねー。

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